特集 事務部門と組む
部門を越えた連携で可能になった各種の取り組み
山田 公子
1
,
大濱 京子
2
,
田中 京子
1
1聖マリア病院看護部
2聖マリア病院クリニカルユニット
pp.267-271
発行日 1998年4月10日
Published Date 1998/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900804
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はじめに
私たち看護婦が日々の業務を行なう場合,他部門との連携なしには業務を推し進めることができないことが多い.いかによい連携をとり得るかが,質の高い看護サービスの提供,業務の効率化に結びつくものと思われる.
従来であれば,他部門との連携は,検査,薬剤,画像,医事部門など数か所に限られていたものである.しかし現在では,医療の高度化による新たな職種の登場,医療費の抑制に対応した新設部門や在宅療養部門の出現など,看護部門と他部門との連携はますます多岐にわたっている.このような中では,患者に満足してもらえるケアに看護婦が専念できるような連携とともに,コスト意識を含んだ連携のあり方も必要になってきている.
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