特集 看護部がつくる病棟の環境
看護部が考案した床頭台―多機能を備え好評―国立東京第二病院
pp.242-243
発行日 1996年4月10日
Published Date 1996/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900474
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「この木目調が患者には優しく感じられるんですよ」「把手は,しっかり握れるので手指に障害のある高齢者でも楽に引き出せます」「一番の工夫は,貴重品入れのセーフティボックスです.カード式の鍵で,紛失の対応も楽なんです」「もうひとつ,床頭台背面に洋服タンス式の収納と,靴収納をつけたことです」
開口一番,昨年(1995年)9月30日に新病棟に移転した国立東京第二病院の看護部長の荒木和枝さんと婦長の小西洋子さんが語る.看護部で考案した床頭台が,新病棟では全床に配置され,患者には非常に好評であり,いままで入院に際しては患者に不便をかけていたことを振り返って,一気に新床頭台の利便性を語ってくれた.
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