特集 いま,改めて考える「組織倫理」 新型コロナウイルス感染症対応で,看護管理者に問われたものとは
コロナ禍を振り返る—患者・職員を護る倫理的組織運営とは
ぶれない軸に基づく意思決定—院内外のつながりを味方に,スタッフの安全を護る
久米 淳子
1,2
1名古屋医専
2前・常滑市民病院 看護局
pp.36-39
発行日 2023年1月10日
Published Date 2023/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202306
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久米氏は2011年から2021年まで10年間にわたり,愛知県にある常滑市民病院の看護局長を務めた。同院は特定感染症指定医療機関としての役割を果たすため,新型コロナウイルス感染症患者の国内発生初期から,発熱外来や入院患者の受け入れに当たった。本誌2020年9月号特集『危機のマネジメント』で報告した内容も踏まえながら,在職中の新型コロナウイルス感染症対応を振り返るとともに,その経験から組織倫理について考察する。
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