連載 ワークブック形式で学ぶ! ファシリテーションのための企画とプログラムデザイン・13
プログラムの組み立てと調整②
森 雅浩
1
1Be-Nature School
pp.156-157
発行日 2022年2月10日
Published Date 2022/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202091
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前回は,起承転結の起パートまで考えたので,この後は流れにしたがって承→転→結パートの内容を考えていきます。まずは承パートで何をするかを考えていきましょう。
起パートのアイスブレイクでは他愛のない話題で緊張をほぐすことが目的でしたが,承パートではこの研修のメインテーマである「不安」にしっかり向き合いたいところです。こうした重めのテーマを扱うときは,やはり1対1でじっくりと聴き合うことで深まります。アイスブレイクでも2人組を使いましたが,ここでも2人組で実施するアクティビティの「相互インタビュー」を行うことにします。ただし,相互インタビューはそれなりに時間が必要なアクティビティですので,全体で90分しかないプログラムの中では,全体の時間配分が重要なポイントになります。
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