連載 患者の目線 医療“関係者”が患者・家族になって・10
物語としての人生の看取り―抜管して良かった─救急車で運ばれた後で
中村 順子
1
1日本赤十字秋田看護大学
pp.66-67
発行日 2012年1月10日
Published Date 2012/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102323
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前回に続き,救急車で運ばれた後の展開シーンです。今回登場する中村順子さんたちは,叔母の急変に直面して,挿管されていたチューブを抜いてもらうという〈患者・家族の本音の決断〉をしました。病棟ナースに伝え,医師も受け入れて,病室に家族が集い,叔母の人生の物語を締めくくります。医療者が不利にならないよう〈医療者の置かれている諸事情〉への配慮も忘れません。
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