特別記事
がん看護CNSの雇用への期待と課題―2005年日本看護学会(看護管理)での交流集会アンケート結果から
長谷川 久己
1
,
吉田 智美
2
,
高橋 美賀子
3
1国家公務員共済組合連合会虎の門病院外来管理
2大阪府立大学看護学部
3聖路加国際病院緩和ケア病棟
pp.434-437
発行日 2007年5月10日
Published Date 2007/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100607
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2005年11月に行なわれた日本看護学会の看護管理分科会において,奈良県看護協会の支援のもと,がん看護専門看護師(以下,がん看護CNS)有志によるシンポジウムの企画・発表の機会を得た。シンポジウムの目的は,現場のがん看護CNSと,その看護管理者とが意見を交換し,現状の理解を深めることであった。
緩和ケアチーム,外来化学療法を中心に活動しているがん看護CNS2名と,がん看護CNSを雇用している看護部長1名により,実践や活用の実際を発表してもらい,フロアとの意見交換を行なった。予想を上回る参加者に,CNSの雇用・活用に対する関心の高さががうかがわれた。
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