特集 看護業務を支える病院システム
医療情報としての看護用語の標準化の取り組み
医療情報の標準化に向けた取り組みの現状
安達 暁子
1
,
遠藤 明
1
1財団法人医療情報システム開発センター
pp.532-535
発行日 2005年7月10日
Published Date 2005/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100193
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2001(平成13)年,内閣府「高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)」の「e-Japan重点計画」策定を契機に,厚生労働省は保健医療情報システム検討会を設け,同年12月に「保健医療情報分野における情報化にむけてのグランドデザイン」(以下,グランドデザイン)を公表し,今後5年間の医療分野における情報化の方針を示した。
グランドデザインには,2002(平成14)年度から概ね5年間の医療の情報化の達成目標とともに,産官学の役割分担と,戦略的に情報化を推進するためのアクションプランが提示されている。そしてそのなかで,医療情報システムにおける標準化の推進の重要性が強調されている。
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