連載 看護研究に役立つソフト・IT活用術・4
ファイルの共有に活かす
猫田 泰敏
1
1東京都立保健科学大学看護学科
pp.185-192
発行日 2002年4月15日
Published Date 2002/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900760
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はじめに
看護研究において,調査票の開発,データ解析,論文執筆などを効率的に進める上で,共同研究者間でのファイルの共有は欠かせません。フロッピー,MOなどに保存して直接手渡したり郵送する以外にも,インターネットの普及によりEメールに添付するなどの方法で実に容易にファイルを共有することができます。
ところで,皆さんは作成したファイルのサイズが大きいために,1枚のフロッピーに入りきらない,Eメールに添付して送信できないといった経験はありませんか。一般的に,インターネットのプロバイダーは添付ファイルのサイズを制限しているので,一定サイズ以上のファイルは送信できません。大きなファイルを受信する方も,自宅で一般の電話回線を使っている場合はダウンロードに時間がかかるため接続料金が気になりますね。
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