連載 看護研究に役立つソフト・IT活用術・1【新連載】
データの分析に活かす
猫田 泰敏
1
1東京都立保健科学大学保健科学部看護学科
pp.439-446
発行日 2001年10月15日
Published Date 2001/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900639
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
今日のパーソナルコンピュータに関わるハード・ソフトやIT(情報技術)の発展と普及は著しく,その恩恵に与らない看護研究者は少ないと思います。この連載では,研究活動における能率アップと省力化,研究の質の向上などに役立つソフトやITを,通常の研究予算やポケットマネーで入手可能な範囲内で紹介します。ソフトやITの力を借りて省力化できた分,各研究者が白身のオリジナルな部分に力を注ぐなど,看護研究全体の質向上に役立つことができればと願っています。
さて,今回はデータの分析について取り上げます。看護研究ではさまざまなデータを扱います。量的研究では適切な統計手法を選択し実施することが必要ですし,質的研究においてはデータのコーディングが重要な作業となります。今回はそれらに役立つソフトを紹介します。なお,ここで紹介するソフトはWINDOWS上で動くことを確認しています。
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.