焦点 保健医療行動に関する看護学的研究
調査報告
一般住民の健康教育講座受講行動について
朝倉 恵美子
1
,
斉藤 光子
1
,
菊池 すずゑ
1
,
前田 ひで子
1
,
山本 幸枝
1
,
惣宇利 幸子
1
,
深尾 弘子
1
,
宮永 佳代子
1
,
持田 真理子
1
,
金川 克子
2
1福井県鯖江保健所
2金沢大学医療技術短期大学部看護学科
pp.99-107
発行日 1978年4月15日
Published Date 1978/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200547
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I.はじめに
健康教育の重要性は,今更論ずるまでもなく,健康生活を営むうえにおいて必要な知識,技能を生涯の教育として与えていくことであり,その方法,手段については,新聞,テレビなどのマスコミから社会教育の分野などにおいても,その努力が重ねられつつある。その中にあって,我々も保健医療関係者として,地域特性や現状認識の上にたって具体的な保健教育活動の場をもち,実践活動を行っているが,住民側の参加状況は必ずしも好ましくないのが現状である。このたび,当保健所管内において,二つの長期的衛生講座が開設されたので,その講座の受講申込者に対して受講の動機づけとなったもの,また出席受講回数を左右するなどの要因について調査を試みた。
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