特集 認知症の当事者研究のために─老年看護学の視座を拓く
扉
中島 紀惠子
1,2
,
永田 久美子
3
1北海道医療大学
2新潟県立看護大学
3認知症介護研究・研修東京センター研究部
pp.240-241
発行日 2013年6月15日
Published Date 2013/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681100780
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多くが帰属する病院の看護職から見れば,「看護関係」における「患者」の“ひとり,ひとり(個々の患者)”の写像が「当事者」という言葉に置き換えられると思うかもしれないがそれは違う。
当事者とは,援助の方法や内容を決定し行使する権利を個人に取り戻すために必要とされる概念である。
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