特集 助産所でも診療所でも病院でも ここまでできる産後ケア
—【助産所における産後ケアの実際】インタビュー—しらさぎふれあい助産院—年間3000件,リピーター続出の「明日からの子育てがラクになる」産後ケア
生島 典子
,
木村 恵子
1
,
生澤 かん奈
1
1しらさぎふれあい助産院
pp.136-141
発行日 2024年4月25日
Published Date 2024/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665202263
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東京都中野区にある「しらさぎふれあい助産院」は,院長である助産師の木村恵子さんが2015年に開業しました。最初は母乳相談がメインでしたが,2018年から同区の産後ケア事業を受託し,2020年からはお産も取り扱っています[表]。手厚い産後ケアが口コミで評判となり,2022年には移転拡大。現在は年間3000件を超える産後ケアを行っています[図1][図2]。人口約33万人の中野区で,年間出生数は約2300人*1ですから,その人気のほどが窺えます。現在は,隣接する練馬区と杉並区の産後ケア事業も受託しており,宿泊(ショートステイ)型,デイサービス型,アウトリーチ型の全てに対応しています。
手厚い産後ケアの実際と,経営の工夫について,院長の木村さんと総務部長兼助産師の生澤さんにお話を伺いました。
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