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助産業務ガイドライン2019発行と,改訂のポイント
安達 久美子
1,2
1東京都立大学 健康福祉学部 看護学科
2助産業務ガイドライン改訂検討特別委員会
pp.358-360
発行日 2020年5月25日
Published Date 2020/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665201530
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助産業務ガイドライン改訂の経緯
助産業務ガイドライン(以下,本ガイドライン)は,2004年に初めて採択されました。これは,厚生労働科学研究補助金(子ども家庭総合研究事業)により「助産所における分娩の適応リスト」「正常分娩急変時のガイドライン」が作成されたことに始まります。その後,本ガイドラインは5年ごとに見直し,改訂が行われており,今回(2019年版)が3回目の改訂となります。
前回(2014年版)の改訂において,ローリスクを対象とした助産ケアは,助産師の働く場所が異なっていても同様との考え方の基,それまでの「助産所業務ガイドライン」から「助産業務ガイドライン」へ名称を変更しました。
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