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『POCTガイドライン第5版』が発行に
後藤 慎一
1,2,3
1春日井市民病院 技術局臨床検査技術室
2春日井市民病院 医療情報技術センター
3日本医療検査科学会 POC技術委員会
pp.780-782
発行日 2024年8月15日
Published Date 2024/8/15
DOI https://doi.org/10.32118/mt52080780
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はじめに
『POCTガイドライン』1)によるとPOCT(point of care testing)は,「被検者の傍らで医療従事者が行う検査であり,検査時間の短縮および被検者が検査を身近に感じるという利点を活かし,迅速かつ適切な診療・看護,疾病の予防,健康増進等に寄与し,ひいては医療の質,被検者のQOL(quality of life)および満足度の向上に資する検査である」と定義されている.このなかで,POCTはシステム(仕組み)であり,患者さんや検体が動くのではなく,医療従事者が自在に動き機動性に富んだ検査であるとされている.
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