特別記事
—どこが変わる? これからどうなる? アドバンス助産師—CLoCMiP®レベルⅢ認証制度の最新情報
日本助産実践能力推進協議会
pp.622-628
発行日 2017年8月25日
Published Date 2017/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665200821
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アドバンス助産師のこれまでの認証状況
日本助産実践能力推進協議会(日本看護協会,日本助産師会,日本助産学会,全国助産師教育協議会,日本助産評価機構)は,2014年8月に「助産師が院内助産を自律して実践できる」能力であるCLoCMiP®レベルⅢを認証する制度を創設した。日本助産評価機構では,2015年と2016年の2回,CLoCMiP®レベルⅢの認証を行なった。
CLoCMiP®レベルⅢ認証審査に合格した助産師(以下,アドバンス助産師)は,2015年(第1回)が5562名,2016年(第2回)が5540名の,計1万1102名である。都道府県別に,就業助産師数に占めるアドバンス助産師の割合がもっとも多かったのは,2015年は福島県34.1%(159人),次いで栃木県32.7%(151人),香川県31.7%(92人)であった。2016年においては,徳島県27.7%(62人),青森県25.8%(82人),岐阜県23.8%(143人)の順であった。
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