この本,いかがですか?
『―〈ブラッシュアップ助産学〉―助産外来の健診技術―根拠にもとづく診察とセルフケア指導』
長坂 桂子
1
1NTT東関東病院
pp.262
発行日 2011年3月25日
Published Date 2011/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665101847
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
全国調査によると,助産外来は405施設,院内助産は59施設で開設されており,年々増加傾向にある(2010年度,厚生労働省医政局看護課調べ)。これからの産科医療の場で医師と助産師の役割分担と協働はますます重要になり,助産技術のブラッシュアップは欠かせない。
本書は,助産師が妊婦健診を担当する際に必要な健診技術・情報の査定・ケア方法のエッセンスをわかりやすくまとめたものである。構成は,ハイリスク妊婦の把握と対応,外来でのアセスメント,身体づくりの3部からなり,ハイリスク妊婦抽出のためのチェックリスト,検査データの査定・説明から,妊娠中の食事や運動などセルフケアに至るまで,助産師が行なう妊婦健診に必要な項目が網羅されている。
Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.