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―オホーツクの安全なお産をめざして―救急救命士に対しての産科セカンドレベル研修を開催して
田中 和子
1
,
齋藤 恵梨子
1
,
若王子 未
1
1日本赤十字北海道看護大学
pp.996-997
発行日 2010年11月25日
Published Date 2010/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665101755
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研修会開催の経緯
2010年7月13,14日に,北海道北見市にある日本赤十字北海道看護大学(以下,本学)にて,救急救命士(以下,救命士)を対象としたセカンドレベル研修「自宅分娩事例のシミュレーション研修」を開催した。
北見市では,産婦人科医師不足問題,分娩施設の集約化により,市内でも分娩施設まで1時間程度を要する場合もあり,急な分娩進行に伴い予想外に自宅分娩となることがある。そこで本大学では,母子の安全体制整備,救命士の知識・対応技術の向上をめざし,2008年2月からファーストレベル研修を全7回開催した(『助産雑誌』2010年8月号掲載)。
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