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NEWS DIGEST
pp.886-887
発行日 2016年10月10日
Published Date 2016/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200551
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保健・医療・福祉のこのひとつきの動き
子宮頸がんワクチンで痛み「安静にしすぎず,体動かすよう」
厚労省研修で医師報告
子宮頸がんワクチンの接種後に体の痛みなどの重い症状が出ている問題で,厚生労働省は22日,治療を行う医療機関向け研修会を開き,痛み治療を専門とする医師4人が,運動療法や面談などで回復した事例を紹介した。
この中で愛知医科大学教授の牛田享宏氏は「痛みにとらわれて安静にしすぎると体の機能も気持ちも落ち込む悪循環に陥る」と指摘。無理のない範囲で体を動かすよう促し,信頼関係を築いたうえで面談の中で少しずつ考え方の癖を前向きに変えていく方法が有効と述べた。(7月22日付読売新聞)
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