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NEWS DIGEST
pp.244-245
発行日 2012年3月10日
Published Date 2012/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664101831
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保健・医療・福祉のこのひとつきの動き
精神疾患
教員の休職,18年ぶり減
うつ病などの精神疾患で2010年度に病気休職した公立学校の教員は前年度を51人下回る5407人で,18年ぶりに減少したことが22日,文部科学省の調査でわかった。文科省の担当者は「相談窓口の整備や復職支援が成果を上げているが,依然として高い水準」と分析。精神疾患者のほぼ半数が所属校に勤務してから2年未満で休職していたことも新たに判明し,文科省はメンタルヘルス対策を一段と充実させる方針だ。
調査は,全国の公立小中高校や特別支援学校の教員約92万人を対象に実施。年代別の精神疾患者は,50代以上の2154人(40%)が最多で,40代の1827人(34%),30代の1064人(20%),20代の362人(7%)と続いた。
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