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NEWS DIGEST
pp.354-355
発行日 2015年4月10日
Published Date 2015/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200153
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保健・医療・福祉のこのひとつきの動き
福島の子の肥満,高止まり
震災で運動不足や生活習慣変化か
東日本大震災を境に福島県で子どもの肥満傾向が高止まりしていることが,23日に文部科学省が発表した学校保健統計調査でわかった。文科省は「運動不足や生活習慣の変化の影響が続いている」としている。
調査は毎年,全国の幼稚園児と小中高校生の5〜17歳の一部を抽出して実施。身長ごとに決められた標準体重を20%以上超えている「肥満傾向」の子どもの割合を全国平均と福島県で比べると,9歳で8.14%と15.07%,13歳で8.42%と14.43%,17歳で9.48%と13.11%。震災後の2012年度以降,多くの年齢で福島県が1位を占める状況が続いている。
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