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NEWS DIGEST
pp.262-263
発行日 2014年3月10日
Published Date 2014/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664102381
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保健・医療・福祉のこのひとつきの動き
福島の子のがん,被曝との関連は結論出ず
福島県の子ども59人で甲状腺がんやその疑いが見つかったことについて,環境省と福島県は21日,専門家の意見交換会を開いた。東京電力福島第一原発事故による被曝の影響が現時点で現れていることを否定する意見が多く出た一方で,「被曝による多発」を疑う指摘も出された。県などは今後の検査結果も分析して,被曝との関係を詳しく調べる方針だ。
甲状腺検査は事故当時18歳以下を対象に行われ,9月30日現在で約23万9000人のうち59人ががんやがんの疑いと診断された。うち1人は良性だった。
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