教育実践レポート
‘死への看護’の体験をワークショップの中で討議・検討させて
中村 悦子
1
1新潟県厚生連刈羽看護専門学校
pp.839-844
発行日 1981年12月25日
Published Date 1981/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907627
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
学生の看護観の確立は,当校においても卒業時の大きな目標である.今回,対象の理解を深め,看護の概念の拡大をはかるため,2年次において,死に瀕した患者の事例に取り組ませてみた.
近年,死への看護について急速に関心が高まり,その患者ケアのあり方については,深く考えさせられることが多い.看護行為が人間の生命と健康に直接かかわり合うだけに,その担い手としての役割は大きい.
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.