患者を受け持たせる場合の指導
急性肝炎の看護
雪永 政枝
1
,
杉森 きみ子
1
1国立大阪病院附属高等看護学院
pp.47-51
発行日 1966年6月1日
Published Date 1966/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905641
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はじめに
私ども,臨床指導者は,日頃悩んでいることの1つとして,どうすれば学生に短期間の実習で1つの疾患を系統立て,継続的に,すなわち急性期〜恢復期(入院〜退院)までを,観察させ,看護を行なわせることができるかを考えてみた。1人の患者を受持つことにより,その患者から学生は看護とは何かを学び,また人間とは,病気とは,健康とは,と臨床場において学生に種々学びとらせるために実習方法をいろいろ検討してみた。ここにその指導方法の1例を紹介してみたい。
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