インタビュー
看護教育こそ問題のカギ—ナースの決意と団結を語る石本しげる氏
H・K
pp.43
発行日 1965年7月1日
Published Date 1965/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905481
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林塩前日本看護協会会長につぐ第2の議政壇上の人として,看護界が一致して推す石本しげる日本看護協会看護婦会会長は,現在,今回の長崎総会でも打出された“よりいっそうの組織の強化を”というスローガンのもと,連日の強行軍で全国をかけめぐっていられるが,ナイチンゲール・デーにたまたま在京された機会をとらえ,そのハダに感じられた日本の今日の看護問題について語っていただいた。
「実際に各地の実情を,現場にあるナース,教育を担当される専任教員の方たち,それぞれにうかがい,またこの目で見て“たまらん”と思いましたね.いかに看護が医療経営によって左右されているかということです。私たちが地位の向上を叫び,看護の認識を社会に呼びかけるのを,けっしてひとときも休んではならないことを痛感しました。
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