グラビヤ
第13回全国看護研究学会
pp.33-36
発行日 1964年12月1日
Published Date 1964/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905389
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第13回全国看護研究学会は,海をわたって初の四国徳島市で,10月3,4日の両日開かれた。参加者6千余のナースのつどいは,四国の人たちの目をうばうものがあった。3会場にわかれ,演題78,年々この学会は充実を示してきたが,業務多忙のなかで研究に真剣にとりくむ姿は胸打つものがある。いわゆる疾患看護法の研究が,心理,管理面の研究,調査,統計にわたるもの,カウンセリングの活用と幅を増し,映画,スライドを駆使して多彩になつていた。しかし,看護教育面での追究が,学生実習の演題を散見したにすぎないのは残念である。
閉会式には,中央ドームの大クス玉がわれ,“来年は岡山で会いましょう”と垂れ幕がさがり,鳩が舞い上がってオリンピックムードも満点であった。
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