グラフ
高校生は学校選びに悩んでいる!―みさと健和病院1日看護婦体験記
pp.630-631
発行日 1995年8月25日
Published Date 1995/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903688
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みさと健和病院(埼玉県)は10年前より1日看護婦体験を始め,今では年間10回開催で延べ200人以上の参加者を迎えている.開始した当初は,病棟体験と講演などがぎっしりで,参加者に負担が大きかったそうだが,現在は比較的ゆとりあるプログラムで,消化不良を起こさないように気を配っているようだ.最近では新卒でみさと健和病院に就職した看護婦の約半数は以前,ここで1日体験をしたという.その1日体験に新米編集者の私も,看護婦になりたいという高校生に混って参加した.その日(5月28日)は24人が参加した.
キャップを付けてもらって記念撮影,総婦長のあいさつと体験にあたっての注意の後,全体を3グループに分け,まず病院内を見学する.看護婦を目指す高校生がほとんどとはいえ,皆これまであまり病院に来たことがないようだった.ベッドや給食を運ぶための両側にドアがついたエレベーターを珍しがっていた.医学知識を患者ざん向けにやさしく,カラフルに書いた手作りの掲示に「こういうこともしているんだ」と興味の目を注いでいた.
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