特集 学生の声を聴く
私たちの意見―看護専門学校生から
看護専門学校学生グループA
pp.178-180
発行日 1998年3月25日
Published Date 1998/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901791
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看護教育への思いを正直に言うと,学生の側からは何が不満なのかよくわからなくなるくらい,多くの不満があるというのが本音のように思います.1・2年生の頃はみんなでグチを言い合うようですが,実習が続く3年生にもなると,環境に慣れる(慣らされる?),流されることができなければ,ストレスがたまってやっていけなくなるような気がします.実際,今回専門学校生同士で議論をした際,「いっぱいあるはずなんだけど,考えないようにしていたから,いざ話そうとするとなかなか出てこない」と言う3年生が多くいました.
今回,看護専門学校3年生13人,2年生11人にアンケートをとり,それをもとに議論をして,自分たちが感じてきたことをまとめてみました.多少意見にかたよりがあるかもしれませんが,それはぜひ指摘をしていただきたいと思います.
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