特集 教育機関と医療機関の協働による「これからの実習」
扉
pp.1091
発行日 2021年12月25日
Published Date 2021/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201859
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新型コロナウイルス感染症の影響により、昨年度・今年度の実習が大きく制限されています。看護基礎教育の根幹ともいえる実習の形が変わったことは、結果的に、従来の教育を大きく見直すことにもつながりました。オンラインでの学び、学内でのシミュレーション教育など、多数の取り組みがなされた結果、新たな形で得られる学び、また臨地の実習でこそできることなど、さまざまな発見があったのではないかと思います。
今回の特集では、神戸大学病院医学部附属病院で開発された模擬電子カルテシステムを用いた複数施設の取り組みを、教育機関・医療機関の両側から描き出すことで、コロナ禍の経験を経た「これからの実習」について、考えてみたいと思います。
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