特集 学生・教員をまもるハラスメント対応
扉
pp.1005
発行日 2021年11月25日
Published Date 2021/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201841
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教育機関において、ハラスメントは難しい問題です。どこまで学習者中心の教育となっても、教員-学生間には権力の勾配があります。特に医療系の教育は、患者さんの暮らし、命を支える、という責任が重い職能を身につける過程であり、教員の「指導」は厳しいものになりがちです。また、学生もそうした厳しさをある程度覚悟している場合が多いため、どういったかかわりがハラスメントとなるか、は非常にあいまいといえます。しかし、そのようにあいまいであるからこそ、学生・教員がハラスメントを感じたときの対応は、より重要なものといえるのではないでしょうか。本特集では、ハラスメント対応の専門家の視座もふまえながら、組織としての目線を大切にしたハラスメント対応についてご紹介します。
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