連載 アジア,アフリカ,ラテンアメリカの看護教育はいま・1【新連載】
タンザニア─「人を助ける仕事がしたい」を実現するための看護教育とは
下田 佳奈
1
,
新福 洋子
2
1聖路加国際大学博士課程後期
2聖路加国際大学
pp.348-352
発行日 2015年4月25日
Published Date 2015/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200199
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
連載を始めるにあたって
今回から,世界の,特にこれまであまり紹介をされてこなかったアジア,アフリカ,ラテンアメリカの看護教育に関する連載を始めることになりました。私自身もタンザニアや東南アジアの看護・助産教育に携わってきましたが,開発途上国の健康問題も複雑化していくなかで,日本の看護師,看護教育者が協力できることが多々あるように感じています。また,グローバル化される日本でも,海外からの留学生や患者さんも増えています。もちろん,国によって状況はさまざまで,その状況も年々変わります。この連載も,その時期に筆者となってくださった方々の目で見たものですが,そこから少しでも日本の看護師,看護教育者が何かを学び取ったり,勇気づけられたりすることを願い,企画に協力をさせていただきました。
第1回目は,私も携わってきたタンザニアをご紹介したいと思います。(新福洋子)
Copyright © 2015, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.