特集 IPEの達成とこれから 「地域で学ぶ」を中心に
扉
pp.111
発行日 2015年2月25日
Published Date 2015/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200094
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
縦割りではない専門職のチーム医療の必要性については,もう長い期間訴えられ続けてきました。そうした医療を担う人材育成の方策として,2000年代中頃より,先進的な大学にて,他職種連携教育(IPE)の取り組みが始まり,2006年,日本保健医療福祉連携教育学会が設立しています。ちょうどIPEは胎動期を終え,発展期がきているといえるでしょう。専門職としてチーム医療に取り組むうえで,学生のうちに身につけるべき能力とは,そしてそのための教育とは,どのようなものでしょうか。今特集では,草創期より工夫を重ねてIPEに取り組んできた大学を中心に,これまでの展開,そしてこれからの課題について紹介しています。IPEを通して看護学生はどのように学ぶことができるのか,IPEの実施が難しい学校にも,刺激になることを願っています。
Copyright © 2015, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.