特集 看護教員の教育力をUPする!
扉
pp.11
発行日 2015年1月25日
Published Date 2015/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200071
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中央教育審議会答申において大学教員の教育力向上が謳われて以来,大学においてのファカルティ・ディベロップメント(FD)を巡る動きが活発になってきました。当然看護系大学も改めて「教育」に力を注ぎ始めています。ただ,それ自体は歓迎すべきことですが,内容に関して言えば,まだまだ手さぐり状態が続いていると見えます。翻って,看護専門学校においては,専任教員養成講習会で「教育」を学ぶ機会はありましたが,残念ながらその内容は,現在進行形の「教育」に追いついていないのが現状です。
そこで弊誌では,読者であるすべての看護教員の教育力をUPさせることを目標に掲げて編集計画を立てようと考えました。本特集では,教育力UPのためにこれまでやられてきたことを振り返り,それをふまえて今後どのような工夫や試みが必要なのかを提議したいと思います。看護師はそもそも教育力を期待される集団のはず。看護教員であればなおさらです。ぜひとも前例主義から脱皮して,新たな試みに向け一歩を踏み出していただきたいと思います。
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