特集 学生のヒヤリ・ハットから学ぶ看護技術テキストの作成
扉
pp.869
発行日 2007年10月25日
Published Date 2007/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100782
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医療安全が強調され,そのためのテキストが揃いつつある。弊社では,いままた『学生のためのヒヤリ・ハットから学ぶ看護技術』を,10月に刊行する。これは,学生の実習中のヒヤリ・ハット体験をもとにしたテキストである。本書は,『医療・看護事故(インシデントを含む)をエビデンスにした看護技術の標準化に関する研究』(厚労科研)の研究成果をもとにしている。
本特集では,この研究およびテキストづくりに取り組んだ日本赤十字看護大学研究班のメンバーが,調査をふり返りながら,結果の概要と教訓,テキスト作成への取り組み,ならびに,実習環境や実習指導改善の方向等について述べ,続いて,本調査のなかから「学生のヒヤリ・ハット体験の実態調査」と,「メタ認知の視点からのヒヤリ・ハット体験事例分析」をテキストのエビデンスとして報告する。
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