連載 立川らく朝のヘルシートークウラ噺・4
結構毛だらけ
pp.357
発行日 2002年4月10日
Published Date 2002/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902609
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とある田舎町でヘルシートークを頼まれた。まだヘルシートークを始めて間もないころだったから,私のヘルシートークのことなんか知ってる人はごくわずか。一体どこで聞きつけたんだろうと不思議だったよね。でもまさか「なんで私のこと知ってんの」と聞くわけにもいかず,まあ頼まれれば嬉しいわけで,ほくほく顔で「は〜い」とばかりに出かけていった。
もっとも,当時はヘルシートークといっても名ばかりだった。内容もこれといって決まってはいなかったし,ギャグだって乏しいし。そもそもOHPを見せながら洋服を着て喋ろうってんだから,ちょっと駄洒落が多い程度で,一般の健康セミナーとさほど変わるようなものじゃなかった。
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