連載 使いみちのない時間・12
神の詩
丈久 了子
pp.1194-1198
発行日 2000年12月10日
Published Date 2000/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902372
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窓から見える中庭の立ち木は,葉が枯れ落ち,梢だけが闇に染まりゆく空に向かって伸びていた。
「ねえ,こんな個室で仕事ができるなんて素敵ね!落ち着くんじゃあない?」
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