特集 企画は重要な保健婦機能
健康づくりのための新しい価値の創造
河上 浜子
1
1前滋賀県健康福祉部健康対策課
pp.355-358
発行日 1993年5月10日
Published Date 1993/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900688
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県庁の仕事はおもしろい!
早いもので,県庁での勤めがまる6年となった。自分が関わってきた健康のための政策づくりを振り返ってみれば,本県の保健医療の中核を担う県立小児保健医療センターの開設準備から始動し,長く懸案であったNICU・PICU・新生児用ドクターズカーの整備などを行った。また,保健所と県立小児保健医療センターの連携のもとに発展させた3歳児健康診査への視力測定の導入や,小児肥満対策の推進などを行った。
さらには,モデル事業からスタートした寝たきりゼロをめざす地域ケアシステム推進事業,「寝たきり予防」を念頭に置いた本県独自の老人保健福祉計画策定要領の作成(今となっては自分で自分の首をしめたような難しい策定要領であり,悩んでいるが……)などである。とにもかくにも,よく働いてきたと自分ながら思ってしまう。
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