特集 新しい時代に新しい活動を—住民とともに歩む保健婦活動をめざして
第11回自治体に働く保健婦のつどい集録
自治体に働く保健婦つどい10年のあゆみ
自治体に働く保健婦のつどい事務局
pp.882-885
発行日 1979年12月10日
Published Date 1979/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206180
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◇ひとりの悩みをみんなの悩みに
ベルトコンベア式に処理しなければならない集団検診,水をザルですくいあげるような家庭訪問,等の状況が続く中で,又,"基幹保健所構想"という新たな保健所合理化の案が厚生省から出される情勢の中で,「このような仕事をいつまでも続けていって良いのだろうか,地域に根をはった活動を求めるのは理想にすぎないのだろうか」「保健所が縮小されるのをだまって見ていて良いのだろうか」と言った声が,受持人口2〜3万をかかえている都市の保健婦から強く出されました。
「とにかくひとりで悩んでいてもどうにもならない,同じ悩みを持つ者が集まって私達の仕事をもう一度考えてみよう」と言う有志の呼びかけで,"自治体に働く保健婦のつどい"は誕生しました。
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