特集 子どもをあずかる施設と保健所
母子健康センターの活動
安部 コウ
1
1埼玉県庄和町役場
pp.29-33
発行日 1965年6月10日
Published Date 1965/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203408
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庄和町の沿革
庄和町は,埼玉県の最東端に位し,北葛飾郡のほぼ中央にあって,東は江戸川を隔てて千葉県関宿町に,西は庄内古川を隔てて埼玉県春日部市に接し,南は本県松伏村,北は同じく杉戸町と相接しています.地形は東西3キロ,南北10キロの細長い町で,東の江戸川沿いの町の東北端および町の中央から東部がやや台地となっており,他はほとんどが沖積層の海抜わずか6.3米程度の低湿地帯が町の大部分を占めています.交通は,県道が町の中央を南北に縦貫する幸手,野田線と,東西にバスを運行する春日部,宝珠花線があり,江戸川を境に宝珠花橋で千葉県と交通しています。また,町のほぼ中央を東武鉄道野田線が東西に横切り,南桜井駅は町の玄関となっており,この駅を経て通勤するものは,1日平均5千人といわれております.昭和29年7月1日,庄和村は川辺村,南桜井村,富多村,宝珠花村の4力村が合併し,その後さらに昭和35年11月3日杉戸町の1部を合わせて,昭和39年7月1日町制を施行して現在の庄和町となりました.面積28.54平方キロ,人口16,306,世帯数3,262,内農家世帯(専業)1,594,消費世帯1,668(昭和40年1月現在)であります.
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