座談会
精神衛生法と保健婦活動
石原 幸夫
1
,
手塚 ゆき
2
,
大谷 藤郎
3
,
柏木 昭
4
,
戸口 玉子
5
1神奈川県中央精神衛生相談所
2群馬県伊勢崎保健所
3厚生省公衆衛生局精神衛生課
4国立精神衛生研究所
5国立国府台病院
pp.12-25
発行日 1965年6月10日
Published Date 1965/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203405
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地域の精神衛生対策の中心は保健所
司会 現在国会で精神衛生法が上提され審議されております.このことは母子保健の町村移管という問題にもからんで,かなり保健婦さんの間に動揺が起こっているように思います.そこで,保健婦さんの抱いているいろいろな問題に対して,誌面でこたえてゆきたいというのがきょうの座談会のねらいでございます.
まず最初に大谷先生から,今度の精神衛生法案の中で,ことに問題になってくる精神衛生相談員の設置をみるまでに至った経緯と,精神衛生相談員の性格とか,そういうものをお話しいただきたいと思います.
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