特集 保健所保健婦
職場づくり—4つの課題
その2
再教育訓練の現状とあり方—岡山県における実状から
秋元 孝江
1
1岡山県・看護係
pp.106-109
発行日 1963年3月10日
Published Date 1963/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662202793
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はじめに
保健婦制度制定後20周年も経過した現在,近代科学の日進月歩は社会の渦中にあって著しい進展をとげている今日,これに即応した公衆衛生活動が地区の要請に答えられる態勢で行なわれているか.またその一分野を担当している保健婦自身,業務の本質を理解し認識した上で事業を行なっているのであろうか.公衆衛生従事者全体のチームリーダーはそれぞれの受持つ位置を,メンバーの能力にあわせて配置し教育訓練を行なっているか.
そして各自は配置された受持を認識してそのペースの中で十二分に活躍しなければならない責任を感じているであろうか.
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