コンタクトレンズ(14)
ちよっとした言いまわし
長谷川 泉
pp.41
発行日 1960年6月10日
Published Date 1960/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662202110
- 有料閲覧
- 文献概要
「……をしてくれませんか.」「……して.」「知らないですか.」「……の規則ですから.」「……していい.」「きいてくるから.」「出しな.」「知りません.」「できませんが.」「ちがつています.」「何でしようか.」「何ですつて.」「聞いていた.」--このようなことばが,私たちの周囲に氾濫していることはないか.どうだろうか.しばらく私たちの身辺を見まわしてみよう。それらは,いつたい,何を意味しているか,実は,以上にあげたことばは,いずれも日常用語の悪い例としてあげられているものである.さればこそ,私たちの周囲を見まわしてみよう,そして反省してみようという提言をしてみたのである.
これらは,いずれも市川市病院協会が,創立10周年記念出版として編んだ「ことばつかいと態度--病院サービス改善のために--」この中から抜き出したものである.いずれも,日常用語の悪い例としてあげられたものである.それでは,これらの悪いことばづかいのそれぞれに対応すべきよいことばづかいというものは,いつたいどのようなものであるのか.それを次にあげてみよう.これも同書の中から抜くものである.スペースの都合で,前にあげたものの順にあげてみるから,めんどうでも読者が,それぞれに対応させてみて欲しい.
Copyright © 1960, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.