グラフ
健康の自己管理とその教育をめざして—ライフ・プランニング・センターにみる‘教育医療’の実践
垣内 繁
1
,
道場 信孝
2
,
早川 ミツオ
,
本誌編集部
1ライフ・プランニング・センター
2I.P.C.クリニク
pp.330-335
発行日 1977年4月1日
Published Date 1977/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922633
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‘教育医療’──耳慣れないコトバである.これは‘医療は教育である’という日野原重明(ライフ・プランニング・センター理事長)の考え方から名づけられた.つまり,医療とは本来,個人個人が生涯を通しての心身の健康をその生活の中に自主的に管理すべきものであり,そのための手助け(病気の診断・治療だけでなく,その予防や生活指導などの健康教育)をすることである──という考え方である.
財団法人ライフ・プランニング・センター(東京都千代田区平河町2-7-5 砂防会館5階)は,こうした考え方に基づいて,個人に健康の主体性を自覚させ,適正な医療の提供と生活指導を行うことを目的として,昭和48年4月設立された.
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