PROFILE
—ファビオラ・クエルボ—南米コロンビアから来日中の公衆衛生看護婦—『両親は医学をと言ったけど、私は看護がしたかった』
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pp.1242
発行日 1988年12月1日
Published Date 1988/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922164
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南米の北端に位置しているコロンビア共和国の人口は約3000万人.国土は日本のおよそ3倍あるが,その大半はアマゾンのジャングルとアンデス山脈で占められており,人々の生活は楽ではない.このようないわゆる中進国では人口問題が保健・医療政策上の重要課題となることが多い.
JICA(国際協力事業団)では海外医療協力事業の—環として,現在世界の7か所で人口.家族計画プロジェクトを推進している.コロンビア北西部のアンティオキア州で進行中のプロジェクトは,それらのモデル事業と目されており,日本・コロンビア両国の期待は大きい.我が国からは今年1月に助産婦の藤原美幸さん(前看護協会調査研究室)が現地に入り,この分野の地域保健活動を開始している.
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