われらカンゴ族
姉 高山節子さん,妹 みゆきさん
高山 節子
1
,
高山 みゆき
2
1自治医科大学附属病院ICU
2自治医科大学附属病院循環器内科病棟
pp.193
発行日 1992年3月1日
Published Date 1992/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900576
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節子さん「月並みな言葉ですけど,小さい時から白衣に憧れて,看護婦になりました.看護というのはやってみると本当に大変な仕事で,憧れだけではとても続けていくことはできません.辛さにまさる喜びを感じられる仕事だからこそ,続けていけるんだと思います.ただ,そのことがわかるようになるには,ある程度の時間が必要なんですね」みゆきさん「私は小さい頃,体が弱くて,ずっと病院通いをしていました.病院に馴染みというのもおかしなものですが,そんな感じだったんです.そこへもってきて姉が看護婦になって,これでますます私の行く道はこれしかない,と決めたわけです.今,患者さんが元気になって退院していかれるのが,とにかくうれしいですね」
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