行動医学・11
チーム医療の必要性
篠田 知璋
1
1聖路加国際病院内科
pp.329-332
発行日 1984年3月1日
Published Date 1984/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661920729
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タテ関係からヨコ関係へ各職種の専門性を生かなチームワーク
行動医学の実践の手順は前号に述べたが,実践するに当たっては,個々の医療従事者が患者と単独で行っても不可能ではないが,病棟や外来における各種の専門クリニックなどで実践する場合には,やはりチーム医療が原則であることは当然である.
患者中心(patient-centered)の医療の実践,そして全人的把握,取り扱いが目標なのであるから,個人の知識・能力では不足で,各種の専門職とのチームワークが,この効果を増大させることは,だれしも了解しよう.
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