輸液 ある個人教育の経験より・6
低ナトリウム血症の考え方−2
和田 孝雄
1
,
近藤 和子
2
,
梶原 めぐみ
3
1慶応義塾大学医学部内科
2慶応義塾大学病院
3慶応義塾大学医学部付属厚生女子学院
pp.641-644
発行日 1980年6月1日
Published Date 1980/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918981
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検査データと患者の症状この症例を考えてみてください
近藤 前回の低ナトリウム血症のお話では，検査で出た数字そのものを患者の症状としてとらえるのは危険である，ということでしたね．それでは，実際の症例でその説明をしていただきたいと思いますが……．
和田 いきなり症例を見てみましょうか．
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