グラフ
PPC方式と6年間のローテーション教育でスタート—看護婦の卒後教育に取り組む筑波大学付属病院
八木 保
1
1本誌編集室
pp.10-15
発行日 1978年1月1日
Published Date 1978/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918295
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筑波大学が“開かれた大学”をキャッチフレーズに誕生したのは1973年(昭48)のことである.筑波大学付属病院は,この国立の教育・研究学園都市の医療センターとして,昨年7月にオープンし,ちょうど半年たったところである.
筑波大学病院のユニークさは,既存の医学部のような講座制を廃止し,教官はそれぞれの‘学系’に所属し,教育のためには‘学群’へ,診療や臨床的研究のためには病院へ,基礎的研究のためには共通研究棟へ出向するという方式をとっていることである.学部というものが存在しないのである.したがって,病院のほうも‘医学部付属’ではなく,ズバリ筑波大学付属病院となっている.
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