カラーグラフ 人体臓器の正常と異常・12
呼吸器系(4)
金子 仁
1
1日本医科大学
pp.290
発行日 1973年3月1日
Published Date 1973/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916587
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肺結核 昔ほど恐れられなくなったし 少なくもなった.これはストマイ・パス・アィナーなどのお陰である.結核で死亡する人も減り 偶然発見する例の方が多くなった.結核は肺を犯すことが最も多く 肺尖部に病変を作ることが多い.灰白色の結節を作り 時に中心が崩れて空洞を形成する.病変部をチール・ネルゼン染色で染めると赤く染まった結核菌が認められる.
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