ベッドサイドの看護
メトロ挿入時の看護手順
瀬川 ヒデ子
1
1国立京都病院産婦人科病棟
pp.341-344
発行日 1972年3月1日
Published Date 1972/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916267
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当産科ではメトロ挿入を行ない,できるだけ自然分娩にもっていけるようにとの医師の配慮から,メトロ,コルポなどを使用する場合が多くあります.
常時20名近くの看護科および助産婦科学生が実習する中で,学生自身はどうしたら実習に溶けこめるかと考えているようです.その中で,看護手順ができていれば看護の指針になるし,手順を作ろうではないかと,看護科学生カンファレンスで取り上げられ,婦長および臨床指導者のアドバイスのもとに,学生自身が作りあげたものです.メトロ挿入といいましても母性看護学の中では簡単に述べられており,いざ実習場でメトロ挿入の介助をしてみてはといわれてもなかなかできないようです.このようなことから,知識を実習にいかに生かすかという点に主眼をおいてまとめられています.
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