からあぺーじ 看護文芸
詩
吉田 博子
,
矢賀 初代
,
遠山 花代子
,
細川 理恵子
,
岡本 律子
,
牛尾 千歳
,
陶山 久子
,
市川 由樹
,
黒田 千鶴子
,
長谷川 泉
pp.131-132
発行日 1969年1月1日
Published Date 1969/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914361
- 有料閲覧
- 文献概要
Am Rhein
ヨーロッパの秋は早い未だ十月の初めにポプラ並木は黄色になったそして木の葉は高い石塀にたてかけられた銀色の自転車の上へカサコソと音をたてて落ちる中世紀の教会堂がそこにあり壮厳なパイプオルガソの音色や着飾った貴婦人達の優美なさざめきがラインに浮ぶ土と石にまみれ幾多の戦いを経たお城の塔の囲りに騎士のよろいがつるぎが風にのってきしんだ
Copyright © 1969, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.